第17回情報危機管理コンテスト 参加記

2022年5月27日にオンライン開催された情報危機管理コンテストに,詫間情報安全管理局Bとして参加しました.
情報危機管理コンテストの概要は公式サイトに書いてあるので省略します.

情報危機管理コンテストとは? – サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム

注意事項

問題に関するネタバレが禁止されているので,かなり浅いことしかかけないと思います.
決勝に関しては情報危機管理コンテストのTwitterに掲載された内容にふれる程度までにしようと思います.

参加のきっかけ

今年は個人的な諸々があったので,参加を見送る予定でした.
情報危機管理コンテストではチームメンバーを4人まで増員することができます.
1次予選通過のタイミングで参加のお誘いを受けました.

お誘い

ゆるふわな感じで参加してきました.

二次予選

二次予選に向けてしたこと

何もしていません
当日の環境の情報から,ログがどこにあるのかくらいしか調べていませんでした.
以前に2次予選に参加した経験があったので,簡単な競技の流れはなんとなく覚えていましたし,簡易的なサーバ構築経験が何度かあるので大丈夫だろうと思い,挑みました.

チームとしては,役割分担を決めました.私はサーバに接続して原因調査を行ったり,問題のファイルを探したりする役割を主にしました.

競技中

全員在宅での参加だったため,競技で用意されたボイスチャットを使用してチーム内通話,電話対応を行いました.
メンバーのマイク接続が途切れてしまったり,電話対応をいきなり交代してしまうなど,無茶苦茶なことをしてしまいました.
設定ファイルが自分の知らないところにあってパニックになってしまいました.
2問目を解いているところで終了してしまったので,決勝への参加は厳しいのかな~と思っていました.

決勝

突然メールが届きました.まさか通過できるとは思わなかったのでかなり驚いていました.

例年は白浜での開催なんですが,昨今の情勢から,オンライン開催になりました.白浜行ってみたかった…

決勝までにやったこと

何が来るか予想して対策を打っていました.まああんまり当たらなかったんですが…

また,協賛企業のサービスを使用することになったのでハンズオンセミナーを受講しました.
金銭的な都合で普段は組まないであろう構成を組むことができて,非常に面白かったです.
決勝といっても,オンライン開催なので,基本他チームの人と話すことがありません…私はハイパー人見知りなんですが,少し寂しいです.

参加環境

オンライン開催かつメンバー全員在宅での参加でしたので,自宅にあるクソみたいな設備で参加しました.

デスクの様子(再現)

情報危機管理コンテストに出ている人の中で一番ひどい環境で参加している自信があります.こんなんでも一応戦えます.

競技前夜

普通にVRChatで遊んでいました.オンライン開催のいいところですね.

競技中

決勝戦はZoomを使用して中継されていました.そのうちYoutube等に上がると思います.

チーム内の会話はボイスチャットとテキストチャット,競技での電話対応は同じボイスチャット,メールでした.

以下の特徴があります.

  • 画面共有で遠隔でも各々の画面を確認できる.
  • ボイスチャット経由での電話対応なので,メンバー全員が電話を聞ける.
  • 電話中はチーム内での会話は困難.
  • 該当パスなどをテキストチャットで迅速に共有できる.

競技は午前と午後で分かれていて,午前の問題が未解決でも時間になると問題終了です.
午前の問題を午後の競技に入った瞬間に解決しようとしたら注意されました.

午前

午前は割とライトな問題が発生します.

上記の事象を解決しているときに新しい知見を得ることができたので非常に良かったです.

午前は2つのシナリオを解決し,3つ目のシナリオを解決しているところで時間が来ました.悲しい.

昼休憩

メンバーとボイスチャットで雑談しながら昼食を食べていましたが,かなり疲弊していたのか,かなり壊れていました(主に私が)

午後

午後は協賛企業のシナリオでした.

事前にハンズオンセミナーを受けていたのですが,何分オンプレしか触っていない人間だったので,仕組みを理解することに異常に時間がかかりました.なんと30分も原因がわからず右往左往していました.
協賛企業のヘルプデスクがあったことを思い出したので,最終的にそこを頼りました…
基本自分で調べる,既知の知識で何とかするスタンスだったのでそこが裏目に出てしまいました.

頼ってからはいい感じのペースで対応することができました.しかし,午前よりペースが落ちていたので少し辛い…

結果

決勝終了後翌日の朝に結果発表がありました.

上記の通り,弊チームはJPCERT/CC賞(チームメンバーの一人)とアグレッシブ賞を受賞しました.
大臣賞を受賞することはできませんでしたが,他チームは大学院生や大学高学年生で構成されていたため,そのチームと健闘できるレベルで戦えていたことが分かり,非常に嬉しかったです.

他の受賞者はWebカメラを使用してコメントしていましたが,私とチームメンバーのあかとりさんが授賞式にアバターの姿で参加し,コメントしました.現地ではウケてたようです.

おわり

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