途中で思いっきり詰まってしまったのでメモ代わりに.
そのため間違いがあるかもしれません.
流れとしてはこう
Androidをインストール→Houdini.sfsを落とす→落としたHoudiniを/data/arm/にコピーする→NativeBridgeを有効にする
注意(2019-11-17追加)
ミリシタが32BitのAndroid,Metal2.0とVulkanに非対応の環境はサポートを終了することを発表しました.
以下の方法はVer 2.0.600以降使えなくなります.
問題なく動きます.
Android x86 9.0がリリースされたので試してみました
環境
- ThinkPad x270
- Windows10とAndroid x86_64-7.1-r2,Ubuntuのトリプルブート
1.Androidx86をダウンロードする
まずこれがなかったら話になりません.
Android-x86 プロジェクト日本語トップページから Android-x86 Release 7.1をダウンロードします
isoのダウンロードが終わったらそのファイルをRufusでUSBに書き込みましょう
2.Androidx86をインストールする
(写真のバージョンは6.0ですが,基本的に流れは同じです)
BIOSの場合,起動するとこんな感じの画面に飛ばされます.
今回はインストールするだけなのでInstallationを選択
少し待つと,インストール先を聞いてくるのでインストールするパーティションを選択.間違えてOS入れたパーティションを飛ばしてしまわないようにしましょう
どのタイプでフォーマットするか聞いてくるので適当なのを選択
grubをインストールするのでここではYesを選択
/Systemディレクトリを書き込み可能にするかどうか聞かれるのでここもYesを選択
これでインストールは終わりです
3.Houdini.sfsをダウンロードする
ミリシタはAndroid6.0のHoudiniじゃないと動かないので,以下を全部ダウンロードしてください
houdini6_x.sfs(外部リンク)
houdini6_y.sfs(外部リンク)
houdini6_z.sfs(外部リンク)
これをhoudini7_*.sfsにリネームして/data/armにコピーしましょう(ディレクトリがなかったら作る)
# mkdir /data/arm
# cp houdini7_* /data/arm/
その後に設定→Apps compatibility→Enable native bridgeをオンで動きます.
4.Build.propの書き換え(2019-08-11~)
デレステの64bit対応により,このままの状態だとデレステが起動しなくなっています.
一応build.propを書き換えれば動いてくれるみたいです.
32bitで動いている状態なので,32bitAndroidのサポートが切られたら終わりですが.
1. viとかのエディタでbuild.propを開く
# vi /system/build.prop
2. 一部項目を削除する
build.prop内のarm64-v8aを削除する
3. 保存して再起動
# reboot
4.デレステが消えているので再インストール
失敗する場合,PlayStoreや開発者サービスのデータ・キャッシュを削除してからデレステをインストール
自分の場合これで動きました
それでもなんか動かない
普通ならこれで動くはずなんですが,ものによっては動かないみたい.
手元の環境は全部後者でした.なんてこったい
GRUBの起動設定みたいなのを書き換えれば動くらしい
- Grubでエディタを開く
- “kernel /android-7.1-r2/kernel …”か,”linux $kdir/kernel …”と書かれている行の末尾に,スペースを開けて “noxsave”を追加する
- F10を押して起動させる
以下の通りの設定になっていればOK(環境によって多少違うかも?)
setparams 'Android-x86 7.1-r2 ' '' 'quiet'
shift 2
savedefault
set root=$android
linux $kdir/kernel root=/dev/ram0 androidboot.selinux=permissive buildvariant=userdebug $src $@ noxsave
initrd $kdir/initrd.img
これで動くみたいです.
起動設定を保存させたい場合,grub-customizerでGrub設定を簡単に書き換える を参照してください
おまけ
性能は問題ないはずなのに動きが固まったりするとき
このままだと本来の性能を発揮できていないはずなので,CPU Governorをいじっておきます.
1.viでinit.shを開き,’governor=’が書かれている場所を探す
# vi /etc/init.sh
/governor=
2. governorをperformanceに変更する
governor=$(getprop cpu.governor)
↓
governor='performance'
3. 保存して再起動
これでCPU Governorが変わるはずです.
動作が快適になっていればOK.
これをノートパソコンでやるとバッテリ持ちが悪化,排気がものすごく熱くなるのであまりおすすめしませんが.
デレステできれいな3Dリッチを見たい
そのままの設定だと,3Dリッチの高画質モードが使えません.
そこで,GLToolsを入れて,CPUやGPUを偽装すればネイティブ解像度で見ることができます.
奈緒,Androidインストール時に/system以下をRWにしていないとインストール時にコケます.
設定方法
GLToolsを開くと,上のような画面が出てきます.
TEX(DE)Coderをクリックして,チェックボックスにチェックを入れ,INSTALLボタンをクリックします.
SuperUserの許可をするかどうかが出てくるので許可しましょう.
しばらくすると自動的に再起動します
再起動後にGltoolsを起動させると,アプリ選択画面になります.
ここでデレステをクリックして,以下の画面を出します
Enable Custom settings for this appにチェックを入れます
下にスクロールしていくと,Use Fake~と書かれている項目があるので,ここにチェックを入れます.
Use a templateをクリックして,適当なものを選択→デレステ起動で,3Dリッチ高画質が選択できることを確認してください.
Windowsのブートが問答無用で書き換えられる仕様に最近のはなってたのでやらなくなったけど動くようになったのならまたやってみたいな。スマホじゃ小さいしm5は遅延ひどいしAndroidはやはりこれで自作するのが一番ですね。
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